BarberとPigment Linerで
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多分あれコインの神様です。
ここ最近はカードの事しか書いていませんが、コインだってちまちまと弄っています。
ただやっぱりコインマジックは難しいですね。カードが簡単というわけではないのですが。
例えばコインを一枚消すにしても、あまりに単純でビジュアルな現象ですから「本当に消した」ように見せるのが難しいなぁ、と。
カードは技法を使わないで不思議な事も起こせますが、コインは「先ず技法ありき」なので何ともピュアな感じ。だからあまり練習しない僕には難しい。
でも「何か見せて」と言われた時に役に立つというか、財布があれば「何か」出来るジャンルなので取り合えずワントリックでも覚えておけば凄く良いですよね。
で、よく人に見せるのが二川滋夫さんの「基礎からはじめるコインマジック」の一番最初に解説されている「EZ-コイン・ルーティン」、David Sotone氏の「BASIC COIN MAGIC Vol.1」で解説されている「A little trick」と「THE REAL SECRETS OF MAGIC Vol.2」の「CiG COIN」。
「EZ-コイン・ルーティン」と「A little trick」は混ぜて見せる事が多いかもしれない。
「CiG COIN」はタバコを使うけど、僕はタバコを吸わない。でも周りには吸う人が沢山いるから見せる機会があるのです。喫煙マナーは気をつけよう。
3つとも軽くサクッと演じることが出来るからよく見せる、というわけじゃなくて簡単だから。
写っているコインは「ウォーキング・リバティ」の前に使われていたとっても古いハーフダラー、通称「バーバー」。
写っているペンは「STAEDTLER」のPigment Liner。かなりお気に入りのペン。
本当はデザインに使うペンのようだけど書き心地最高。普段使いに5、6本持っています。
もちろん上記のトリックを演じる時もこのペンで。
ちなみに、バーバーのアシスタントの名前は「モルガン」。
そうです、「マニアなら行き着く先はモルガンダラー」と言われている(のかな?)ワンダラーコインのデザインをした人です。