この現象だけでご飯3杯は
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と思ったら右手の小指ぐはぁああああ。
冬の間は辛いです。
カードマジックの中でもとりわけ好きな分野というのはそれぞれあると思いますが、僕は「Cutting The Aces」系が大好きです。
Dai Vernonの原案はやはり演じやすく美しいのですがこのトリックは原案通りにお話をしながらすると結構時間がかかるんですよね。試しに動画用に作ったものは字幕という特殊な状況ですので、なんと6分以上になってしまいました。
下記の動画はこれでもかなり話をダイエットして作りました。
僕はこのトリックにはストーリーが不可欠のように思えます。原案のストーリーは最後がくどいようにも思いますが、何故片腕なのかという理由がぴったりはまって技だけを見せるのとでは全然異なる雰囲気になります。
「こういう話があってね」と始まるにはぴったりのトリックだと思うんですよね。
原案の3枚目に表向きでエースが出る瞬間が僕はとても好きで、全部表向きでやっちゃえば派手になるだろと作ったのがこちら。
さらに上記のバリエーション
この現象を身内に演じた際の反応はイマイチでした。というのも、最後にAがアレだと分かると、「あ、特別なエースを使っていたんだ」と納得されてしまいそれまでの「カットして取り出す」部分が光らなくなるからです。
現象をマニアックするのも考え物です。
観客が自由にカットしたところからAが出てくる「Cutting The Aces」も好きですが、演者自身がカットして出すほうがよりエレガントのように思えて好きです。
カードを自在に操っているという自己満足感があるのでしょうね。
Cutting The Acesのバリエーションだけを載せた本とか販売されたら嬉しいのにと思っています。