【番外編】 カード別使用感 Winston ポーカーセット
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Morgan(オフィシャルの価格で$475)とWalking Liberty($250)です。
数年前にJamie Schoolcraft氏からセットを購入したのですが、昨年、自分好みの風合いのコインを数セット集めてJamieに送り、そのコインでガフのセットを作ってもらいました。そこで以前まで使っていたセットを出品する事に致しました。
モルガンの金貨レプリカ(銀貨のモルガンにメッキしてある金貨です)も1枚あるので、モルガンのDean's Setには金貨レプリカもお付けしての販売になる予定です。
「あすぱら蚤の市」にするか、出品ページ掲載での販売にするかまだ悩んでいます。モノがモノであんまり安くは出せませんので、蚤の市でご希望される方と相談して、という形のほうが良いかなぁ、と考えています。
さて、暫くご無沙汰だった使用感ですが、今回は番外編です。
僕としてはレギュラーとしての使用感に載せたいくらいなのですが、RJRTCのCMデック、なおかつ、デック単品ではなくて「ポーカーセット」として販売されたものなので、番外編としました。
興味のある方は↓からどうぞ。
「Winston Poker Set」
アメリカの大手タバコメーカー「RJ Reynolds Tobacco Company」(RJRTC)のWinstonという銘柄のタバコのグッズです。
2010年10月のタバコ増税に伴いコンビニで比較的安いタバコが増えましたが、Winsotnもそのうちのひとつですね。
今回のデックはWinstonロゴの入ったポーカーセットに含まれているデックです。このセット自体は1993年に発売されましたが、最近になってオークションでデック単品での販売も稀に見られるようになりました。
こういうケースに入ってます。
このセット単価だと10ドルそこらの場合が多いのですけど、送料がかさんで結局30ドル以上になってしまうことがあったりします。
なので、価格は安くても7~8ドル、元々高いカードではないのですが「高くなってしまう」カードですね。
ケースはとってもシンプル。表と裏にカードの裏模様、側面はカラーラインのみ、下部にはU.S.P.C社とRJRTCの表記のみ。
このケースには蓋を開けやすくする半月円の切り込みがありませんので、空けてデックを取りだすのはちょっとコツがいります。
ジョーカーは白黒と、カラーの2種類、サイズが違います。
開封直後のすべり具合
「★★★★★☆☆」(7)
グッド。ちょっと昔のARRCOですね。滑り過ぎず、綺麗に滑ります。
裏模様の見た目
個人的に「★★★★★☆☆☆☆」(9)
マジック用として「★★★★★」(5)
個人的には結構好きなのですけど、もろに「Winston」って書いてありますから好みが分かれそうですね。
上下対称で白枠あり、カラーは赤と青です。マジックにも使えますが、タバコの銘柄なので躊躇う人も多いかも知れませんね。
スプレッドのやり易さ、広がり具合
「★★★★★☆☆」(7)
Good。Arrcoですね。
リフルシャフルのやり易さ
「★★★★★」(5)
これは無難。
ファローシャフルのやり易さ
「★★★★★☆☆」(7)
昔のU.S.P.C社製なので、とっても噛み合わせやすいです。
カードの硬さ
「★★★★★☆☆」(7)
昔のU.S.P.C社製としては柔らかめ。でも現在のモノに比べると結構硬め。
厚さは現在のBICよりもかなり薄いですね。
エンボス加工の有無
有り
表面加工の記載はありません。
何層構造か
3層構造になっています。
値段との釣り合い
微妙。20年くらい前のデックとして単品なら安いのですが、ポーカーセットで買うとどうしても高くなってしまいます。
元々デックのみでは販売されなかった商品なので、そう考えると高めですね。
総評
Arrcoの生産ラインで印刷されたようなので、フェイスデザインはArrcoのものです。
薄いのですがきちんと弾力があり滑りも良好、裁断も丁寧ですしグリップも効きます。カード同士の密着も程よいですね。パケット分けしやすのでフラリッシュにもおススメです。
パッと見て目立つ柄で、発色が良くとっても鮮やかで綺麗な裏模様です。
ケースとのデザインも統一されていますし扱いやすいので僕はとても好きなカードですね。
残念なのはケースからデックが取り出し難いことと、デック自体がタバコの銘柄のプロモーションとして作られたということでしょうか。
僕は気にならないので普通に使っていますが、気になってしまう人もいるかもしれませんね。
タバコのロゴは別としたら、一押し、おススメのデックです。
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