それを人はハッタリと呼ぶ
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今朝は息が白くなっていました。この寒暖の差は嫌ですね~。
簡単に出来るけど不思議なマジックとか、大好きです。
逆に、DAN&DAVEなどの見せるマニピュレーショントリックなどは失敗する可能性をゼロにするのが限りなく難しそうなので見せられません。見るのは大好きなのですけどね。
アクロバティックなシャフルを流れるように行う、いわゆる「カードフラリッシュ」「Xtreme Card Manipulation」と呼ばれるジャンルは、いつ頃から出てきたのでしょうね。
コイン、指輪、ペン、ZIPPOライター、手で弄べるものなら何でもそういった「フラリッシュ」が出来るのですが、中でもやはりカードを使うと多彩な表現が可能になるのでしょう。
カードをアクロバティックにシャフルするのは昔からあるようですが、現在のように爆発的に成長し始めたのは2000年以降じゃないでしょうか。
インターネットの動画共有が容易になったことで、これまで見たことも無かった多様なカットやファンの広げ方、マニピュレーショントリックが現れました。
革新的なフラリッシュを次々と作り出し発展させた人々もインターネットとDVDメディアでの「動画」を効果的に使ってきました。今ではネットの動画を抜きにしてフラリッシュの現状を知るのは不可能でしょう。
トロガイさんのように動画をアップして世界へ発信している人がフラリッシュをどんどん発展させているのです。
ところで。
オーラムサトルティーのように「実際に行っている事と観客が見ている事」にギャップがあるような技法やトリックが、僕は物凄くツボです。
少しの動きによって多大な結果が出るようなシステムとかも大好きです。
そこで、練習するのが嫌いなヘタレな僕はデックを指先で5つのパケットに分割する、カードフラリッシュ基礎ともいえるChris Kennerの「Sybil」を基に、「簡単だけど凄そうに見えるフラリッシュ」を考えました。
5分割するフォールスカットです。名前は適当に決めました。ASUPAです。
このフラリッシュをMARBORO TEXAN45で行うと、手の中で星がクルクル回って面白い見た目になります。でもTEXANは滑りすぎてフラリッシュには全く向かないので難しくなってしまうのですよね。
Sybil Cut自体は難しいものではないので、Sybilが出来るのならこのフラリッシュも簡単に行えると思います。
DAN&DAVEやBrian Tudorを筆頭に世界中のフラリッシャーによる超難しいフラリッシュ「XCM(Xtreme Card Manipulation)」の動画で溢れている世の中、ヘタレフラリッシャーとして僕は「KSF(簡単だけど凄そうに見えるフラリッシュ)」をもっと作っていきたいと思っているのでした。
当時、ニュースを付けるたびに犠牲者の人数が増えていき戦慄したのをハッキリと覚えています。もう二度と同じような事故が起こらぬよう、そして犠牲者の方々のご冥福お祈りいたします。